車内で使う家具をつくる上で気を付けたい3つの事
こんにちは、フリー作家のもりなかです。
前回、マイクロバスの中で使用するレンジ置きを製作したんですよね。
レンジ専用のワンオフ棚↓
正直、車で使う家具を作ったのは初めてで、完成して試運転している時に気付いた...
車内では、家具が想像を絶するほどの苛酷な環境に晒されるということ。
そこで、車内で使う家具を作る時に気を使わなければいけない事をまとめましたので参考にどうぞ
車に積む家具が晒される危険
1.常に揺れる
車は移動中は常に揺れます。そして絶えず細かい振動もあり、家具にとっては無茶苦茶過酷な環境です。(マイクロバスは特によく揺れ、常に地震に晒されている感じです。)
と言う訳で強度面に関してもかなりの気を遣います。
走っているうちにバラバラになっても困りますしww
あと、常に揺れる環境では収納の扉部分にも工夫が必要です。今回作った扉は振動で勝手に開いてしまわないよう、普段よりマグネットを多目にして対応しています。
2.スペースが狭い
今回はバスの座席を取り外し据え付けました(通路の前)。つけてみて思った...狭いと結構蹴ってしまったり、ものをぶつけてしまう...
3.苛酷な車内温度
真夏の車内になると物凄い温度になりますよね。
木は水分を含んでおり、一気に車内温度が上がると水分が一気に抜け、あっという間に反ってしまいます。
なのであんまりギチギチな設計だと作ってしばらくして扉が開かなかったりする事もあります。ちょっと余計に隙間を作っておいても良いかも。
なので....晒される危険から身を守るためには、とにかく頑丈に作ること。特に今回は上の段に重量物のレンジを置くため、沢山補強を入れました。
ほかにもいろいろ気を使う
木の材質によって接触している部分がギシギシ言ったりするので接触部分を滑りやすくして音が鳴らないようにとか、レンジが飛び出したりしないようにストッパーを付けたりとかとか...色々気を使います。
以上が作って思った気を付けるべき点です。
一言でまとめると、強度をしっかり持たせることが何よりも重要です。
キャンピングカーなどに自分で作った家具を使ってみたら良いですよねww
良ければ皆さんも車載家具作りにチャレンジしてみて下さい!