もりブログ

オートバイライター もーりーのブログ

ぼくが会社員を辞めた理由~フリー作家の意味とは⁉~

こんばんは、フリー作家のもりなかです。

 

今更かよって感じですが、ぼくは高卒で就職し、10年近く会社員をしていたんですが、現在はフリーランスとして生きています。そこで、ぼくが会社を辞めて今に至った理由をお話します。

大手自動車メーカーに勤めていた時

ぼくは大手自動車会社に高卒で入りました。最初はスポーツカーを作りたいという夢があり、就職しました。
でも現実は、大量生産工場でのライン作業、ひたすら部品をセットしてボタンを押す作業の繰り返し....
そして何年か経つとそこのリーダーとして任される←ラインを止めないように毎日神経使う。
そして順番的に班の副班長、班長と上がっていく....そんな感じが見えていました。
 
ある人に言われました。「君の先輩が数年後の君だよ」と。
この先の自分はこうなっているのかという未来の自分を想像したとき、このままの状態はマジで嫌だと思いました。
 
で、結局並行してレース活動をしていて、当時お金が沢山必要だったので、レースをしているうちは割り切ってこの会社で働こうと思っていました。
 
で、何だかんだで約8年位レースをやってきて、ふと思いました。
「レースをしなくなったら、どうなるんだろう⁇」
そこで改めてこの先を考えると....「このままだとマジでヤバイ....ずっとこの状態だ...」と再度危機感が湧いてきました。
 
薄々、いつ辞めようと考えていた頃に、ちょうどお世話になっていた班長が心の病で会社に来なくなりました。班長がいなくても会社はいつも通り動きます。班長が居なくなった分、今度は副班長に負担が回ります。副班長がどんどん追い詰められていきます。
その時に、「あ、もうこの会社辞めよう」と決意しました。申し訳ないけど自分がこういう立場になるのはマジで無理だと思い、人生の軌道修正をする決心をしました。
(この頃から、この会社は頑張っている人が潰れていくシステムになっていると気づきました。)
改めて自分のやりたい仕事についてもう一度しっかりと考え始め...

作る仕事がしたいから家具メーカーに転職

自分は何をしたいかと思った時、レース時代、沢山の業種のアルバイトをしてきて、自分で作る仕事をしていきたいと思い、木工に興味を持ち、家具作りを学びたいという事で、九州の家具メーカーに転職しました。

会社は会社だった

さあ仕切り直してと思っていましたが、やっぱり会社は会社でした。なんとなくの年功序列があり、おまけに班長と呼ばれる人だけ毎日遅くまで残っており、なぜか暗黙の了解でダラダラと残業が(残業として付けてくれただけまだ有難いが)、なんか前の会社の悪い部分が甦って来ました。

 

「家具作りを勉強したくて九州に来たのに前と同じ状況だったら意味ないじゃん。おまけに、このペースで勉強したら、俺おじいさんになってしまうやん(-_-;))

家具の作り方はちょこちょこ先輩の方に教えてもらったものの、いろいろな人に聞くと、家具作りを勉強するには学校に行くのが一番手っ取り早いという結論になりました。

調べてみると学校の入学試験は秋だし、自分でするには作る以外の事も勉強しないといけないし....色々考えた結果

「そうだ、とりあえず自分でやれるだけやってみよう」

という一見無謀なプロジェクトがスタートしました。やってみて足りないと思うことをその都度集中して勉強するという事を開始し、今に至ります。

 

暫くはこれで行こう

という事で、フリーランサーとして、または、色々なつくる(作る、創る、造る)人になるという事を考えた結果(これからの自分も作っていきますの意味も込めて)「作家」とし、フリーランス×作家→フリー作家となりました。

※ふざけている様に見える方、本人は至って真面目ですので

 

暫くはこれで、出来ることは全てやるようにし、もがいてみようと思います。

沢山の不安と大変さで押しつぶされそうになる事もありますが、今までの自分と違い、少しづつ変化する自分に面白さを感じたりしています。

 

この状態も人生の一部分でしかないため、今後どう変化するかはわかりません。けれども選択した今を一生懸命生きる事は宣言できます。

 

やれるだけやってみます。